ノラ猫に、どうも!

毎朝、娘たちは、
1時間ぐらいの時間差で学校に出かける。
朝ごはんも、もちろん1時間違う。
一緒に食べてくれたらどんなに楽だろう。
朝だけで2回も朝食作ってんだよ。
どう思ってるの?
心の中でボソっ。
見送りは、玄関の外まで。
10メートル先の曲がり角に差し掛かるところで
もう一度手を振る。
そして手を振りかえす姿を見て家に入る。
時々、手を振りかえさないこともある。
でも、私は手を振る。
もしかしたら、これが最後になっちゃうかも。
そう思って、最後の思い出に
娘たちが後悔しないように。
手を振る姿を隣家の倉庫の上に寝そべっている
ノラ猫が薄目を開けて見ている。
どうも!
今日も、ふてぶてしい顔。
ノラ猫なのに、毎日同じ時間に挨拶をする仲。
明日もノラ猫に どうも!と言えたら
それが幸せの証拠。
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