米国、9か国監視!

昨日、5月28日に、米財務省が監視国を発表しました。
これは、主要貿易相手国・地域の通貨政策を分析した
為替報告書の中で示されたこと。
なぜ監視?
と思われるかもしれませんが、
どの国でも似たようなことは行われていると思います。
ただ、公式に発表されたので、
おおおっ!と驚きがありますが。
この背景には、米国の巨額な貿易赤字があります。
米国に対して、巨額の黒字になっている国は、中国や日本。
だから米中貿易摩擦問題になっているわけですが、
対日本は、けんか腰にはなっていませんが、
内心、中国と似たようなものです。
ですから、監視されている貿易国としては中国と日本が特に目立っていますが、
今回の米財務省の発表では、7か国を追加したのです。
それが、
韓国、ドイツ、マレーシア、
シンガポール、ベトナム、アイルランド、
イタリアで、日中
を加えて合計9か国となります。
米国も激しいことをするなあ~と思いたくなりますが、
実は、これって中国との関係を緩和する戦略かもしれません。
米中ばかりが貿易摩擦でバチバチ状態というわけではなく、
いろんな国を注意深く見させてもらっている中の1つだよ、
ということにしたいのかな。
トランプさん、安倍さんとゴルフで
仲良くプレーしていたと思っていましたが、
それはそれ、
これはこれ、と手厳しいですね。
まあ、それが一国の大統領というものなのかもしれません。
本日は、日経平均も大幅下落、
だいぶ円高になりそうですね。
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