ファンダメンタルズ分析 基本のきのき

今回 はじめて記事を書いてくださるのは 
カブッチャブログでも おなじみの カナダのFranさんです。
私も知らなかったのですが、Franさんは、企業の財務経理等の
専門家で、株に必要な ファンダメンタルズ分析を教えてくれることに。
私も 思わず、うん、うん と うなずいて読んじゃいました。
とっても ためになる話です。
以下 Franさん ======================
ファンダメンタルズ分析って面倒くさそう・・・
株式投資にどれだけ必要なの?
経理会計の知識が無いしなあ・・・・
株価が割安だとか割高なんて、そもそも判断出来るものなの?
でも、ちょっとは興味がある、
やっぱり、中長期投資の持ち株会社のIR情報くらいは
見ておきたいなあ・・・と思われる方に、
基本のきのきと題してお送りします。
始めにいくつかお断りをしておきます。
1)私自身はプロの投資家として
ファンダメンタルズ分析を行っては「まだ」いないこと。
(現在、駆け出し中)
2)企業の財務経理の(外資系企業の日本支社)責任者として
顧客の与信管理(各顧客に対する売掛金の限度額の決定)、
IRへの数字、ストーリー作成などの経験を基としていること
3)個別銘柄のファンダメンタルズ分析は一切、お引き受けできないこと
以上をご了承願います。
ファンダメンタルズ分析にも様々な考えがあるようですが、
株価の妥当性を判断するためにはその会社の業績、
財務内容などを把握する為の基礎を理解する事は
重要だと思われます。
そこで、今回はその点についてお話をさせて頂きます。
(会計の事もファンダメンタルズ分析の事も
何もご存じない方を対象とさせて頂いています。)
その会社の財務情報を得るには会社四季報または、
その企業のHPからIR情報もしくは、
すでにその企業の株式を持ち続けていれば、
企業から送られてくる決算報告書などを利用出来ると思います。
さっと目を通したい場合 (もしくは初心者のケース):
1)四季報 (数字だけを他社と比べるのに便利)
2)IR情報の決算短信
但し、その数字だけを見ても、
はて?その数字がいい数字なのかどうか、
分からないのではと思います。
何故ならば、業種によって企業の諸々の利益率も、
自己資本率も違ってくるからです。
その場合のお勧めは会社四季報を元に
同業種、同規模程度の会社で比較分析してみましょう。
(同規模程度を知る手がかりとして
売上高で比べてみたらいいかと思います)
それぞれの利益や財務諸表が読めた方が
ベターではありますが、今回は基本のきのきなので省きます。
そこで、自分の狙っている会社が儲けやすい体質になっているのか
それぞれの利益を確認していきます。
売上総利益:売り上げを調達するのにかかった費用(売上原価)を
差し引いたもの (粗利とも言う)
営業利益:売上総利益から販売管理費
(給与、その他の諸々の経費)を除いたもの
その後、税前利益に到達するまえに
損益の項がでているかと思われますが、
あまり気にする必要はないと思います。
会計上のテクニックなので。
但し、特別損益の数字が大きい場合は
内容を確認する事をお勧めします。
必ず、理由が出ています。
また、損益は必ずしも「損」が悪いものではありません。
この企業が将来継続して発展していく為に必要な損金は
前向きに評価出来ると思います。
そして、税金(40%前後)を引いた当期利益となります。
これだけでも、この会社の商売が上手く言っているのかどうかが
分かると思います。(これは財務諸表でいえば、損益計算書といいます。)
===============================
今日は、ここまで。
消化不良になっちゃうといけないので 
今日の分をよく理解しておいてね。
次回をお楽しみに~

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コメント

  1. Franさん
    すご~い!このごろ9月決算の会社から中間事業報告書がぞくぞくい送られてきていましたが、よくわからないので即ゴミ箱行きでしたが、ちょっとは見てみようかな。でもほとんど今は保有していない株だったりする(^^;)

    • みせすハイジ
    • 2005年 12月 14日

    こんにちは、Franさん。
    ファンダメンタルズって、どういう意味?と思ってましたが → やっぱり難しい~ (^^ゞ
    でも、わからなくても、企業の決算報告書、見るのは好きですよ。 中長期で持っていようと思う銘柄を買うときは、企業のホームページをチェック!  扱っている製品はどんなのがあるのか、とか、眺めてるだけで理解できてないんですけどね。 優待についてわからない時は、TELしたこともありますよ。(私は、優待銘柄も中長期で、権利落ち後もアクシデントがない限りは売りません)
    >将来継続して発展していく為に必要な損益
    そのために純利益が予定よりも減少、あるいは赤字が拡大して売られてしまった会社、に投資するのが理想のひとつです。
    次回も楽しみにしてま~す☆

    • chuchuのママ
    • 2005年 12月 14日

    franさんへ
     ファンダメンタルズ分析もまったくわからない私なので基本のきのきはとっても嬉しいです。
    参考になるものを読んでも一つ一つの説明はされていても、こんなに難しいこと全て覚えられないでしょう~。
    それにではさあ、株を買いましょう。
    エ~とこれがこうだから、こうなって・・・・う~んもういい~わからん!!
    買っちゃえー。て感じで買っていましたが、今では数字もあまり目で追わなくなりました。
    最近は四季報の損益だけを見て、損がある場合は見送りしていました。
    そうするとほしい株が買えなくなっていました。
    あるお店の横を通っては、最近拡大されて調子良さそうだらか買いたいな~ ダメダメここは「損」よなんて思いながら買わない・・・・笑
    特別損益の数字が大きい場合を省いて「損」がすべて悪いものではないのですね。
    そっか~。勉強になります!!
    franさんに教えていただくことを有花さん手帳に書きとめていきます。
    これからも基本のきのきが必要な私に気長に教えてくださいませ~。

    • chuchuのママ
    • 2005年 12月 14日

    franさんへ
      またまたchuchuのママです
    みなさんに向けて書かれるのは大変なことだと思いますが、よろしくお願いします。
    特に私は理解力に乏しく、覚えが悪いです。
    きっとトンチンカンな質問もすると思いますが、よろしくお願いします。

  2. ほ~。ためになりそ~。

    • bluewave
    • 2005年 12月 14日

         Franさんへ
    こんばんは. たいへん読みやすく 解かりやすい解説 アリガトウゴザイマス。 大変でしょうがこれからもヨロシクオネガイシマス

    • みおまま
    • 2005年 12月 15日

    本を読んではみたものの、財務諸表の読み方は難しいです。今気になっている業種があるので、Franさんの解説をひとつずつクリアして理解していきたいものです。小出しのところがうれしいです。次回も楽しみにしています。

    • Fran
    • 2005年 12月 15日

    皆様へ
    気が付くのが遅れて一日、経ってしまいました。温かい励ましの言葉を有難うございました。
    特別損失について・・・
    次回はバランスシートを説明していますが、財務上は資産となっていても、お金を生み出さなかったり、資産とは名ばかりでもう価値がないものなど、バランスシートを健康に保つ為には企業は決断をしなくてはならない時があると思うのです。また、採算の悪い部門を切り売りをしたり・・・(ご経験があると複雑かとは思いますが・・・)不良在庫の処分・・・
    それは企業は利益を生み出していく集団だからなのです。そして、その利益は株主、社員、社会に還元していくものと信じています。
    財務経理はまず全体像をつかんでから、細かい点を徐々に学んでいかれたらいいと思います。損益計算書で言えば、次は利益率をつかんでいったり・・・(私の居た会社では予算は先に粗利率を決めてから詰めていきました。)
    これからも宜しくお願いします。

    • くりママ
    • 2005年 12月 15日

    こちら(山本組ブログ)にお邪魔する事は、きっとない!と思ってました。
    そしていまも思ってますが、来ちゃいました。
    私、株をはじめて一年経ちますが、何をどう質問して言いかも分からないのです。株雑誌も何冊か読んで、それなりに勉強したつもりでも、実践ではまったくチンプンカンプンです。
    だから質問もろくに出来そうにないのに、来ちゃだめでしょ!と
    自分で決めました。
    ただFranさんに一言申す!!
    カッコいい。ステキ!!(ひやかしではないのよ。本音なのよ)

    • YUKIE
    • 2005年 12月 15日

    Franさんへ
    わ~☆Franさんってすごい人だったんですね♪
    ファンダメンタルズ分析って複雑で難しそう、でも基本的なことは知りたいな~って思っていたので、Franさん発の連載コラムの企画が嬉しいです。
    早速四季報を見てみます!と言いたいところですが、手元に四季報がありません。重いので実家に置いて来てしまいました。証券会社のデータで見られますが、本になっていると各社の比較がしやすそうですね。
    しょ~もない質問で申し訳ないのですが、Franさんはカナダで四季報を各号買っていらっしゃるのですか?
    次回もとっても楽しみにしています!

    • chuchuのママ
    • 2005年 12月 15日

    YUKIEさまへ
      おはようございますchuchuのママです。
    もし、Eトレの口座をお持ちでしたら四季報情報は無料で見られます。(他の証券会社にもあるかも知れませんが、わかりません)
    また、決算内容などはhttp://money.www.infoseek.co.jp/MnTop/ のinfoseek楽天で私は見ています。
    もし、ご存知でしたらすみません。

    • chuchuのママ
    • 2005年 12月 15日

    franさんへ
    ごめんなさい。
    横から口出ししてしまいました。
    補足お願いします。

    • Fran
    • 2005年 12月 15日

    chuchuのママさま
    とんでもないです!皆で作っていくブログですもの!どんどん、ご意見、ヘルプ、サポートお願いします。私も現場を離れて時間も経っていますし、会計法、商法はどんどん変わっていっています。ですから、間違っている場合はそれも指摘して頂きたく存じます。
    でも、応援してくれて嬉しく思います。
    ふふ・・・くりママさん!有難う!お気持ちをしっかり頂きました。
    YUKIEさん
    四季報ですが、私が利用している野村證券、楽天ではどちらも見ることが出来ます。私が現役で使っていたのは英語版の四季報でした。もしかしたら、ロンドンで手に入るかもしれませんね。(2冊組み 日本でも2冊で1万円くらいしていました。)
    でも、企業のIR情報(まずは、決算短信だけで練習してみたらいかがでしょうか。)だけでも充分ですよ。比較分析は是非、やってみてくださいね!

    • YUKIE
    • 2005年 12月 15日

    Franさん、CHUCHUのママさんへ
    ご回答、アドバイスをありがとうございます!私もEトレで四季報情報は見られるのですが、PCの画面では比較しにくそうだな~と思ったので・・・。でもお二人もPCで見ていらっしゃるのですね。
    infoseek楽天、企業のIR情報決算短信、ちらりと見てみました。むむむ・・・?難しい。でもFranさんのアドバイスのように同業企業を比較して、ちょっとずつ慣れて行こうと思います。
    これからもよろしくお願いしますね♪

  3. Franさま
    こんばんは☆
    ファンダメンタルズ(略して『ファンダ』?!)、実は、株初心者の私には、まだわからないことだらけだから・・・という理由つけて逃げていました。(反省・・・)
    Franさん、凄いですね!尊敬します~。
    私、今まで営業利益と、損益・・・ぐらいしか見てなかったんです。
    もっと、ちゃんと理解出来るようになれば、きっと企業の見方も変わってきますよね。
    少しずつでも、頑張ります!!
    こんな超・初心者の私ですが、これからもよろしくご指導下さいね!!

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